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問題 1
表現の自由に関する次の判断基準が想定している事例として、妥当なものはどれか。公共の利害に関する事項について自由に批判、論評を行うことは、もとより表現の
自由の行使として尊重されるべきものであり、その対象が公務員の地位における行動
である場合には、右批判等により当該公務員の社会的評価が低下することがあって
も、その目的が専ら公益を図るものであり、かつ、その前提としている事実が主要な
点において真実であることの証明があったときは、人身攻撃に及ぶなど論評としての
域を逸脱したものでない限り、名誉侵害の不法行為の違法性を欠くものというべきで
ある。(最一小判平成元年 12 月 21 日民集 43 巻 12 号 2252 頁)